◆7月15日、地域部会を開催し、前回の共生委員会で承認された「円卓会議合意事項点検の総括と今後のあり方」について、次のとおり具体的に進めていくこととなりました。@過去9年余の実績を来年3月を目途に編集・整理して、永久保存する。A今後の点検については、従来からの成果等をもとに取りまとめた「今後中心となる課題」に力点をおいて議論していく。
◆8月2日、第14回連絡調整会議を開催し、第49回共生委員会で議論された内容(別掲)についての報告と意見の交換をおこないました。
◆8月27日、大栄町新田地区騒音等対策協議会・十余三2区空港問題対策協議会との交流会が同町の新田共同利用施設で開催され、両地区役員の皆さんから出された騒音や飛行コース遵守問題などについて、空港会社・国・県・共生委員会と熱心な質疑が交わされました。


第49回成田空港地域共生委員会を7月26日に開催しました。
◆議題
(1)円卓会議合意事項点検のあり方
(2)報告事項
   共生委員会設置要綱改正
   地域振興連絡協議会規約改正
   平行滑走路整備事業の再評価
   騒音測定結果等の報告
   「クリーンアップ運動」の実施
   南部貨物地区第2期施設の供用開始
(3)その他
◇議題(1)より
 共生委員会は、円卓会議合意事項の点検を主たる業務として設立され、以来9年余り、7項目22事項について点検をおこなってきました。その結果が活かされ、改善された点もあります。共生委員会では、「今後中心となる課題」を5項目17事項に整理しました。点検対象を重点化し、作業の効率化を図るなど、民営化された空港会社に馴染む形で、引き続き点検をおこなっていきます。
 これに対し、国・空港会社はそれぞれ、「地域との共生は法律にも明記されており、共生委員会での議論のなかでご指摘をいただきながらやっていくことは従来と変わらない」「点検のあり方について、項目の重点化や作業の効率化、双方向対話型ということが決まってきた。残された課題について、積極的に提案し、ご指導をいただきながら進めていきたい」と、基本的姿勢を述べました。


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