飛行コースが一部変更されました。
 
 国土交通省は、横芝NDBの廃止にともない、6月より飛行コースが変わると報告しました。
 成田空港から北方向へ飛び立つ航空機は、利根川まで上昇して右旋回し、横芝NDBという無線標識施設をめざして飛行していましたが、NDBより精度が高いVOR/DMEという超音波の無線標識施設への代替が進められてきました。このVOR/DMEは御宿に設置されているため、飛行コースは7度西側に変更されることになりました。なお、高度が6,000〜9,000フィートと高いため、騒音値は変化がないとしています。


取香地区の防音壁
 
 2本の滑走路の谷間となる成田市取香地区、ちょうど空港から北へ80mのところにお住まいの飯高修さんは、地上を移動する航空機の音や臭いに悩まされてきました。「空港との境に植栽をしてくれたが、効果はなく、カンカン、ビンビンと、つんざくような金属音がしていた。日によっては、油煙の臭いが直接やってきた。深夜は構内を移動するトラックの振動で障子が揺れどおしだった」と、当時を振り返りました。
 この問題をやわらげるため、当時、区長だった藤崎富也さんはじめ関係者は、空港公団に防音壁を作ってくれるよう申し入れ、平成15年5月、高さ5m 、延長180mの防音壁ができました。
 飯高さんは、「言い出して3年くらいかかったかな。でも、よくやってくれた。70%は効果があった」と感想を述べました。
飯高さん(左)と藤崎さん
飯高さん宅から見える防音壁




 

 総人口は12,595 人(平成16年5月末現在)。
○伊能歌舞伎:「奈土のおびしゃ」とともに大栄町を代表する郷土芸能。
毎年、伊能大須賀大神の春の例大祭や栄町の房総のむら、町コミュニティプラザホールで公演が行われる。
○「ふるさとふれあいなつまつり」:8月7日に開催。盆踊りや郷土芸能など趣向を凝らした出し物に、模擬店も加わって盛大に開催。まつりのフィナーレの花火大会では色とりどりの花火が夜空を焦がす。
 この会場となっているニホン・オートモービル・カレッジは自動車整備を基本に、近未来自動車の研究開発なども学習できる、全国でもユニークな総合専門学校である。
○「ふるさとふれあいまつり」「日本一の芋掘り広場」:毎年11月23日に開催。キャラクターショーや各種模擬店など盛大に開催される。また、野菜の収穫やさつまいも掘りも体験できる。  
 大栄町についてくわしくお知りになりたい方は、町ホームページをご覧ください。(大栄町より)
http ://www.town.taiei.chiba.jp/


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