◆2月6日、第47回共生委員会で、空港公団民営化後の共生委員会のあり方について議論が交わされました。国土交通省、千葉県、空港公団のそれぞれから考え方が示され、今後も継続して活動することとなりました。
◆2月14日、共生委員会の地域づくり部会が提案した「成田空港圏フォーラム」(フォーラム実行委員会主催)は、関係市町村、各種団体のご協力により、およそ800名の地域住民にご参加をいただき終了することができました。ここに厚くお礼申し上げます。
◆2月27日、空港公団の民営化に伴い、従来からおこなってきた円卓会議合意事項(22項目)の点検業務を総括するため、第1回検討会を開催し、各項目ごとに実績や今後の方針などについて取りまとめを始めました。
第47回成田空港地域共生委員会を2月6日に開催しました。
◆議題
(1)2004年度(平成16年度)事業計画(案)
(2)「今後の共生委員会のあり方」に対する見解
(3)報告事項
 騒音測定結果等の報告
 空港公団の民営化にともなう組織の一部改変について
 平成16年度空港建設事業の概要(成田国際空港株式会社)
 成田空港環境レポート(vol.8)の発刊
(4)その他
◇議題(1)より
 共生委員会は、2004年度(平成16年度)も、従来からの業務の遂行に引き続き積極的に取り組みます。
 また、発足から10年目を迎え、これまでの活動内容の総括と、これからのあり方について進むべき方向を見極めるとし、事業計画(案)が承認されました。
◇議題(2)より
 空港公団の民営化は、成田空港問題にとって一大転機をもたらすことになると考えられます。共生委員会は、地域と空港の共生という理念は永遠の課題であり、活動の重要性はなんら変わらないが、新しい状況のもとで刷新することをめざし、前進していくことをあらためて確認するものである、との見解を取りまとめました。
 これに対し、千葉県(地域振興連絡協議会事務局)、国土交通省、空港公団からも、それぞれ見解が出され、今後も共生委員会の活動は継続されるべきであると、関係者間で確認されました。


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