◆9月30日、第4回多古町航空機騒音等対策協議会との交流会が同町役場の大会議室で開催され、大勢の地元の皆さんから出された騒音問題や飛行コース厳守などの要望事項等について、国・空港公団・県・共生委員会の各委員と熱心な質疑が交わされました。 ◆11月25日、第11回連絡調整会議を開催し、第46回共生委員会(別掲)で議論された円卓会議合意事項の点検や、民営化に向けた空港公団の取り組み状況などについて、報告と意見の交換をおこないました。 ◆議題 (1)円卓会議合意事項の点検 (2)報告事項 騒音測定結果等の報告 空港公団の民営化 民営化に向けた空港公団の取り組み状況 SARS対策 その他 (3)その他 ◇議題(1)より 騒音問題では、民家防音工事の再助成について「恒久的再助成制度の確立が望まれる」と、指摘しています。委員から、来年4月の民営化を目前に控え、その対応について質問がありました。 これについて空港公団は、恒久的な再助成とはどのような形であるか考えている、四者協議の覚書にも民営化までに明らかにする事項として挙げられており、実施に移せるようにしていきたいと、回答しました。また、前進した部分については、その都度報告するとしています。 飛行コースについて、暫定平行滑走路の供用後、着陸復行機による住民からの様々な苦情が寄せられています。委員から、それによって迷惑を被っている住民がいる、緊急避難的な行為で航空機の安全上やむを得ない措置であるという説明だけで済む問題ではない、との指摘がありました。そのうえで、着陸復行する場合の飛行コースや飛ばし方についてなど、機会を改めて説明を受ける場を設けていただきたいと、要請しました。 |