空港公団は、毎年1回、地元のみなさんの協力を得て、空港内と空港周辺の飲料用井戸水の水質を調べています。調査箇所は、成田市天神峰、南三里塚、三里塚光ヶ丘、取香、芝山町大里の5地点。調査項目は、一般細菌をはじめ、大腸菌、カドミウム、水銀など46項目にわたります。
 このたび、2003年(平成15年)5月に実施した内容が報告されました。それによると、おおむね水質基準に適合しているとのことでした。


 南から進入する航空機は、落下物を防ぐために洋上で脚下げをすることになっています。その実施状況についての点検作業がこの冬も月1回のペースで国土交通省、空港公団によって開始され、共生委員会もこの作業に参加しています。
 落下物は減少傾向にあり、確認された落下物は、2002年度(平成14年度)に3件、2003年度(平成15年度)は8月までで2件でした。
 また、落下物の多くが氷であることから、航空機への氷塊付着状況についての調査もおこなわれています。これによると、着氷件数は年々減っており、2003年(平成15年)1月20日から2月6日までで6件でした。



 空港公団の民営化がいよいよ秒読み段階に入りました。いま、準備はどのように進んでいるのでしょうか。
 国土交通省は、この進行状況についてつぎのように報告しました。
 「商法上の発起人にあたる設立委員を選定し、設立委員会で議論いただいている。議論の内容は、定款、役員の数、役員候補、役員の報酬など。これを設立総会で決定したのち、取締役会を開いて、会長や社長、監査役などを決める。経営陣が決まったら、4月1日から新会社としてスタートすることになる。
 法手続き的には、現在、政令を作成しており、内閣法制局での審査が始まった。審査で変更がでたら、共生委員会でまたご意見を伺いたい。政令の制定は早ければ2月から3月になるのでは」。



○総人口51,313人(平成15年11月現在)。明治22年に13の村が合併して「富里村」が誕生し、平成14年、「富里市」に。
○「富里といえばスイカ」といわれるようになったのは、いつごろから? 昭和11年に皇室に「富里スイカ」を献上したことで、全国に名を馳せたことによる。
○大きな大きなスイカのガスタンクが市の観光名物に。どこにあるかは、市内をドライブして探してみよう。
○スイカロードレース:毎年6月第4日曜日に開催。参加者1万人、全国ロードレース百選に名を連ねる。平成16年の第21回大会スイカロードレースは、6月27日に開催される予定。
○ふるさとまつり:毎年8月第1土曜日に開催。郷土芸能や花火大会などで、3万人の人出でにぎわう。
○産業まつり:毎年11月中旬に開催。
富里について詳しくお知りになりたい方は、ホームページでもご覧になれます。
http://www.city.tomisato.chiba.jp




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