◆共生委員会歴史伝承部会は先進事例調査のため6月18日、東村山市の高松宮記念ハンセン病資料館を視察しました。 ◆6月27日、芝山町加茂区中辺田の住民より、「暫定平行滑走路の供用開始に伴う飛行コースの厳守と騒音防止区域の見直し」についての申入書が共生委員会に提出されました。 ◆成田空港騒音対策地域連絡協議会(平山正吉会長)の平成14年度総会が7月7日に開催され、共生委員会も出席しました。 ◆7月16日付で、国土交通省本保芳明審議官が共生委員会の構成員に就任しました。 ◆7月25日、成田市遠山地区区長会会長及び同地区の小・中学校PTA会長から「空港周辺地域の交通安全対策に関して」の要望書が共生委員会に提出されました。 ◆議題 (1)暫定平行滑走路の地域環境への影響について (2)空港公団の民営化について (3)報告事項 要望書「騒音評価方法の改善について」 防音工事済住宅の経年変化の実態調査報告 航空機の離着陸にともなう低周波騒音調査 電波障害対策 成田新高速鉄道の進捗状況 地域づくり部会 共生委員会ホームページ (4)その他 ◇議題(1)より 空港公団より、空港周辺におけるWECPNL値、滑走路別運用状況、地域相談対応件数等についての報告がありました。 委員からは、地域の方々は暫定平行滑走路が供用され、その影響について非常に不安な毎日を送っている、速報値の報告は今後も継続しておこなってほしい、との意見が出されました。 ◇議題(3)より 成田市で短期測定をおこなった結果、4000m滑走路と暫定平行滑走路を合わせて計算したW値が暫定平行滑走路のみのW値よりも低くなるという現象が起きました。人間の感覚とW値にずれがあるのではないかということから、成田市は、騒音評価方法の改善について、環境省に要望書を提出したと報告しました。 WECPNLの問題はかねてから懸案の事項で、この逆転現象はひとつの象徴的な出来事。代表委員は、「非常に大きな問題であるが、成田市の要望を機に国、空港公団をはじめ関係者で考えていきたい」 と、述べました。
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