防音工事済み住宅の経年変化について

 空港公団から、防音工事済み住宅の経年変化に関する中間報告がありました。
 調査家屋は、275戸。内訳は、成田市135戸、芝山町80戸、松尾町34戸、横芝町22戸、河内町4戸です。また建築年数では、築後40年以上経っている家屋は68戸、30〜39年が69戸、20〜29年が65戸、10〜19年までが51戸などとなっています。
 調査方法は、まず目視調査をおこない、さらに70戸の家屋の内と外で騒音の遮音効果を測定しました。
 遮音効果は、本来、B工法で25dB、C工法で20dB下がると想定されています。しかし調査の結果、この基準を満たしていない家屋が、B工法45戸のうち17戸、C工法では25戸のうち3戸ありました。
 調査は現在、集計と分析の段階であるとのことでした。詳しくは、あらためて報告します。


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