さる4月18日、暫定平行滑走路が供用されました。 飛行機が飛んで、騒音直下にお住まいの方や谷間、隣接地区のみなさんは、どのような感想をお持ちでしょうか。 住民のみなさんから、さまざまな問い合わせが寄せられました。共生委員会でも、関係市町へでかけてみました。 関係市町、空港公団が騒音測定、共生委員会も立ち会い 当日の測定値(dB)の平均は下記のとおりでした。 また、空港公団は4月18日から24日まで、第1種・第2種騒音区域において、常設の測定局と短期測定地点で騒音を測定し公表しました。 これに対して委員から「デシベル値が高くてもうるささ指数のWECPNL値にすると低くなる」「谷間地区は4000m滑走路と暫定平行滑走路の両方から音がくる。平均するとW値が下がるのでは」などの意見がでました。 国土交通省と空港公団は、長期に音を測定して、問題に対処するとしています。
実感したのは、まず人が住める状況にはないということでした。話し合いで解決していくルールである以上、公共事業をやる側の社会的責任を考えるべきであるとあらためて思いました。 頭上を飛び立つ航空機を見上げて、山本代表は「暫定が供用されたといっても、まだ宿題が残っている」、河宮代表代理も「暫定が供用されて、地域にそれなりのストレスが加わっていることは確か。民家があるということで、できる限りのことはすべき」と、指摘しました。 発着回数は、4月18日から30日までで1294回、1日平均99.5回でした。 空港公団は、4月18日から24日までに暫定平行滑走路でコースをずれた航空機は5件で、その理由について現在調査中と報告しました。 共生委員会では、必要に応じて空港公団や自治体などに連絡し対応していただいています。経過についても報告をうけ、成りゆきを見守り解決に尽くしています。 |