成田空港地域共生委員会は、1994年(平成6年)12月に設立されました。以来、空港から影響を受ける地域と住民の立場に立って、空港の設置、管理、運用をチェックし、地域住民からの苦情などを受け止める第三者機関として活動しています。
 主な業務は次の4つです。
第1.円卓会議合意事項の実施状況を点検すること 
第2.地域住民からの要望、意見、苦情等を取り扱うこと 
第3.空港会社が行う情報公開の内容と方法を点検すること
第4.成田空港に関するさまざまな情報を地域に伝えること
 2007年度(平成19年度)は、これらの基本業務に加えて、新しい共生スキームの形成に向けた準備のための業務も行いました。本会議をはじめ、従来の部会に代わって設置された運営チーム、共生ワーキンググループ、共生スタディグループなどを中心に活動し、所定の業務を遂行しました。
 
 


 


 本会議は共生委員会の中枢機関です。
 委員として学識経験者、地域住民、千葉県職員、構成員として国土交通省、空港会社の各担当者が参加して、合意事項の点検をはじめ多くの懸案について議論し、問題解決に努めました。
 2007年(平成19年)12月の第60回本会議では、共生委員会第7期が12月をもって前半を終了するにあたり、第7期前半の業務の実施状況、問題点と課題、今後の対応について整理した「共生委員会第7期中間総括」を審議し、了承しました。
 また、国土交通省、千葉県、空港会社から、成田空港と地域の活性化に向けた最近の取り組みについて、国土交通省、空港会社から、空港会社の完全民営化に向けた検討状況について、報告を受けました。
 さらに、2008年(平成20年)3月の第61回本会議では、2008年度(平成20年度)事業計画について審議し、了承しました。
 また、同年1月に行われた国土交通省、千葉県、空港会社、共生委員会による共生四者協議の結果をまとめた「新しい共生スキームの検討に向けて」について、報告を受けました。そのほかにも、国土交通省、千葉県から、成田空港をめぐる最近の動向として、改正空港法案や成田国際空港都市づくり推進会議などについて報告を受けました。

本会議の記録

第60回共生委員会(2007.12.14)
・審議事項 共生委員会第7期中間総括
・報告事項 成田空港と地域の活性化に向けた最近の取り組み
成田国際空港都市づくり推進会議(仮称)の設置〔千葉県〕
芝山町・成田空港共栄推進委員会最終とりまとめ
グリーンポート エコ・アグリパークの開園〔空港会社〕
成田と羽田の有機的連携に向けた取り組み〔国土交通省〕
成田を核とした観光交流促進プログラムの取り組み〔国土交通省〕
空港会社の完全民営化に向けた検討状況
法案の概要〔国土交通省〕
完全民営化に向けた準備状況〔空港会社〕

第61回共生委員会(2008.3.18)
・審議事項 2008年度(平成20年度)事業計画(案)
・報告事項 共生四者協議結果
成田空港をめぐる最近の動向
成田国際空港都市づくり推進会議〔千葉県〕
羽田空港の国際化への対応〔千葉県〕
空港法案について〔国土交通省〕
成田を核とした観光交流促進プログラムの取り組み〔国土交通省〕


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