共生委員会の主要業務の一つです。 空港の民営化を機に、従来のように問題点を指摘するだけでなく、あらたに双方向対話型で問題の解決を目指すこととし、活動を始めました。 そして、11月(第50回)と2月(第51回)の本会議で、次のことを決めました。
2.住民相談、住民との交流 共生委員会では、日常的に地域のみなさんの要望、意見、苦情をお受けしています。 今年度は、航空機の音がうるさい、テレビの映りが悪い、飛行コースや飛行時間が守られていないなどの声が寄せられました。 これらの一つ一つを真摯に受け止め、時には現場に出向いて実際に状況を確かめたり、可能な限り関係機関と連携して問題の早期解決に努めました。 また、地域部会が中心となり、周辺市町村の住民、住民団体との交流会等をおこないました。 3.空港の情報公開の点検 空港会社がおこなう情報公開は、ホームページや法律に基づくものなど、その内容と方法が多岐にわたっています。担当の委員を中心に、それらが地域住民にとって分かりやすく有意義なものであるかどうかを点検しました。 地域住民を対象に公開されている情報は、「成田空港周辺環境測定結果報告書」「くうこうだより」など、全部で7件あります。今後、このうち環境関係の情報、地域住民にもっとも身近な航空機騒音に関する情報などを選び、具体的に点検していくこととしました。 4.広報活動 共生委員会の活動状況と空港に関する諸情報を分かりやすく、正確に伝える「共生委員会だより」の定期的刊行、ホームページの内容充実、年間の活動状況をまとめた「事業報告書」の作成などをおこない、地域住民にとって頼りがいのある情報源となるよう努めました。 「共生委員会だより」は41から44までの4号を作成し、そのほかに2003年度(平成15年度)の事業報告を集約した特集号(vol.4)を発行、それぞれ26,000部を空港圏内市町村の騒音下住民をはじめ関係者に配布しました。 ホームページは、半年ごとに定期的な更新をおこなっています。さらに、共生委員会だよりを発行するたびに、内容の更新をおこない、新しい情報の提供に心がけました。 |