共生委員会だより vol.55

合意事項の点検 <電波障害対策>
 共生ワーキンググループでは円卓会議合意事項の点検作業を続けています。
 今回は、その中から、分かりにくいといわれているテレビの地上デジタル放送に関する疑問について整理してみました。
地上デジタル放送に変わると、我が家のテレビはどうなるの?

今までのテレビ画像はアナログ放送という方法で届けられていました。空港周辺の住宅では、航空機が飛ぶと、画面が揺れるなどの障害が起こるため、共同アンテナや電波塔を空港会社が用意して、画像を改善してきました。しかし、地上デジタル放送に切り替わると、航空機の影響を受けにくく、画像障害は起こりにくいとされています。そのため、対策は打ち切られます。


今までのまま、アナログ放送のテレビは見られないの?

2011年(平成23年)7月24日まで見ることができます。しかし、この日をもってアナログ放送が終りますので、以降は見ることができません。


地上デジタル放送を視聴するには?そのための費用はだれがもつ?

アンテナの交換や、アンテナの向きを変える必要があります(※空港会社の共同受信施設をご利用の方は、まず地上デジタル放送受信可能な地域であるか確認してください)。
 今回の放送方式の切り替えは日本全国一律に行われ、費用は各家庭で負担することになっています。空港による電波障害が認められない以上、成田空港周辺地域でも他の地域と同様に個人で負担することになります。


我が家のテレビのこと、何処に問い合わせたらいいのかな?

つぎの場所に問い合わせてみましょう。
・空港会社地域共生部共生業務グループ電波担当 
TEL.0476-34-5885
(受信相談)平日午前9時から午後5時まで
・総務省地上デジタルテレビ放送受信相談センター 
TEL.0570-07-0101


○振り込め詐欺にご注意ください。
 地上デジタル放送を騙った「振り込め詐欺」が発生しています。例えば、架空会社を装い、「デジタル放送接続料金請求書」を各家庭に配布するなどです。くれぐれもご注意ください。



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