歴史伝承委員会は、昨年11月25日～12月３日（11月27日休館）まで、成田国際文化会館２階国際会議場で初めての本格的な企画展示を開催しました。この企画展示に、国土交通省、千葉県、周辺市町及び市町教育委員会、空港会社とともに共生委員会も後援しました。
290㎡の会場では、A．空港の始まり、B．位置決定の衝撃、C．力による対決の時代、D．社会正義と新たな地域像、E．歴史伝承委員会がめざすもの、と５つの項目に分けて展示が行われ、連日400名にも及ぶ方々が足を運び、内容に見入っていました。
また、12月２日、１階小ホールで開催した特別イベント・小川プロ映画上映会では、「三里塚・第二砦の人々」「映画作りとむらへの道」の２本が上映され、630人もの方々が訪れました。
展示会場で配布したアンケート用紙には、来場者の４人に１人が回答を寄せ、自由感想欄には、「物心ついたときには空港はあるものと思っていたので、びっくりした」「成田空港が存在するかぎり、こうした歴史も共に語り継がれなければならないと思う」など、さまざまな意見がありました。
新聞やテレビなど各紙各局で、この企画展示の開催について報道され、遠方から足を運んでいただくきっかけとなり、この展示をご覧になって、あらたに資料の寄贈を申し出られた方もありました。
わずか８日間でしたが、企画展示は、想像以上の反響を呼び、今後の歴史伝承委員会活動を支える貴重な一歩となりました。 |
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