共生委員会だより vol.50

◆7月1日、成田空港騒音対策地域連絡協議会(平山正吉会長)の平成18年度総会が開催され、共生委員会も出席しました。
◆7月11日、地域部会を開催し、円卓会議合意事項の点検を行いました。
◆7月27日、地域振興連絡協議会(会長 堂本暁子千葉県知事)の総会が開催され、共生委員会からは山本代表が出席し、2005年度(平成17年度)の活動状況などについて報告しました。
◆7月31日、第22回連絡調整会議を開催し、第57回共生委員会で議論された内容(別掲)についての報告と意見交換を行いました。
◆8月21日、成田国際空港の施設変更及び同空港について指定した延長進入表面等の変更に関する公聴会(主宰者 国土交通省航空局飛行場部成田国際空港課長)が開催され、共生委員も傍聴しました。
◆9月13日、地域部会を開催し、9月5日の四者協議で取り交わされた「平行滑走路の北伸整備に係る確認書」及び9月11日に許可された「成田国際空港北伸滑走路に係る飛行場変更許可について」の報告と審議を行いました。
 第57回成田空港地域共生委員会を7月24日に開催しました。
◆議題
(1)平行滑走路の整備に関する飛行場変更許可申請について
(2)審議事項
 円卓会議合意事項点検
 T 重点をおく事項
  W値の逆転現象への対応
  発着回数増加は地元と協議
  22時台の便数(10便/日)の遵守
 U 必要に応じて報告を求める事項
  民家防音工事の経年変化対策
  飛行コースの遵守
  防音林・防音堤の整備
 V 事態の推移を見守る事項
  緑、林の回復について計画的な推進
  移転跡地の管理・活用
(3)報告事項
 騒音測定結果等の報告
(4)その他
◇議題(1)より
 空港会社は、暫定平行滑走路の北伸整備に関し、7月10日に航空法に基づく飛行場変更許可申請を行ったと報告しました。
 また、「成田国際空港平行滑走路北伸整備事業に伴う環境とりまとめ」を、空港周辺の自治体や空港会社の相談センターなどで、7月11日から公表しているとのことです。
 委員からは、騒特法の区域設定について成田市で地域の合意が得られていないことから、「関係者がそれぞれ努力しているのは分かるが、一体感がないように見える」、「状況の変化に応じて、情報の共有や意見交換をする場を設ける必要があるのではないか」といった意見が出ました。


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