共生委員会だより vol.48
 共生委員会では、昨年12月に続いて3月2日に視察を行い、成田空港の再資源化への取り組みなどを見て回りました。
 リサイクルプラント=改修工事で発生した建設廃材を砕石化し、土木工事用資材に再生する施設です。1994年(平成6年)から稼働を始め、年間約12万トンの砕石が空港内の鋪装工事等に再利用されています。
 生ゴミのコンポスト化=空港内のレストランなどから発生する生ゴミをたい肥化する取り組みが行われています。しかし、毎日4〜5トンの生ゴミが出ますが、処理はそのうちの90kgに留まっているということでした。
 厨房排水除害施設・中水製造施設=1992年(平成4年)から稼動し、ターミナルのレストランからの排水を1日600トン処理しています。処理された水は、中水としてトイレなどで再利用されています。
 視察を終えて、共生委員は「さまざまな分野で環境への取り組みをしている様子が伝わってきたが、生ゴミの処理についてはもう少し努力が必要では」と、感想を述べました。
リサイクルプラント 中水製造施設


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