共生委員会だより vol.48

◆1月11日と3月7日、共生委員会地域部会は、航空機からの氷塊落下を防止するため、国土交通省成田空港事務所が毎年11月から3月までの間、蓮沼海岸で行う洋上脚下げ点検に立ち会いました。(詳細別掲)
 なお、2月の点検は、風向きの影響で中止となりました。
◆1月27日、情報公開のあり方(内容と方法)を検討する部会を開催し、2006年(平成18年)の活動として、「簡明なパンフレット」(民家防音工事編)と「双方向対話型による地域と空港のコミュニケーションのあり方」について検討することとなりました。
◆2月10日、第20回連絡調整会議を開催し、第55回共生委員会で議論された内容(別掲)についての報告と意見交換を行いました。
◆3月2日、成田空港の厨房排水除害施設、リサイクルプラント、コンポストなどエコ・エアポート関連の資源循環関係施設を中心に視察しました。(詳細は次号掲載)
第55回成田空港地域共生委員会を2月3日に開催しました。
◆議題
(1)審議事項
 2006年度(平成18年度) 事業計画(案)
 円卓会議合意事項点検新展開の総括
 2006年(平成18年)の情報公開部会の活動について
(2)報告事項
 『成田空港問題円卓会議合意事項点検記録集』出版を祝う集い
 平行滑走路北伸に係る騒防法の騒音区域の指定の考え方・発着回数の増加について
 騒特法の「航空機騒音対策基本方針」の見直し
 飛行制限時間(カーフュー)内の運航
 中央冷暖房所の蓄熱システムにおける蓄熱材の河川流出
 騒音測定結果等の報告
 有機農業研修生(第2期)の募集
(3)その他
◇議題(2)より
 1月14日の強風及びウインドシアによる影響と同月21日、22日の降雪によって、立て続けに発生したカーフュー内の運航と、空港内の中央冷暖房所から蓄熱材が流出し、河川が白濁した問題について、空港会社から報告がありました。
 これを受けて委員は、どちらの問題も地域に直接影響を及ぼすとして、住民が不安を抱くことのないよう、問い合わせ窓口を周知させることや地域への情報提供の仕方について検討することなどを求めました。
※ウインドシアとは、空港周辺において風速や風向きが急速に変わる気象現象のこと。


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