共生委員会だより vol.48

  昨年12月2日、共生委員会は、成田空港がどのように環境への負荷を軽減し、暮らしへの影響を防いでいるのか、空港内外の施設を見てまわりました。
  空港内では、航空機エンジン試運転時の騒音を防ぐ格納庫型の新消音施設、航空機騒音常時測定局、雨水を地下へ浸透させるための砕石浸透トレンチ、滞水池に溜まった雨水をくみ上げ、中水(再利用水)にして中央冷暖房所の冷却水補給水とするための雨水処理施設、水質常時測定局など、空港の外では、大気について年間を通じて24時間体制で測定している大気質常時測定局などを視察しました。

滞水池

大気質常時測定局
 毎年11月から翌年3月まで、国土交通省と空港会社は、空港南側から進入する航空機が洋上で脚下げをしているかどうかを点検しています。
 共生委員会は、今年度も、国土交通省成田空港事務所が毎月1回行う点検作業に立ち会いました。

点検場所: 蓮沼海岸殿下海水浴場 点検時間: 14:00 〜16:00
4000m滑走路 暫定平行滑走路
点検月 点検機数 適切機 不適切機 遵守率% 点検機数 適切機 不適切機 遵守率%
2005年11月 36 36 0 100 14 14 0 100
12月 35 35 0 100 11 10 1 91
2006年1月 37 37 0 100 14 14 0 100
2月 風向きが変わり中止
3月 7 7 0 100 5 5 0 100


←戻る