共生委員会だより vol.48

 
 第6期12年目を迎えた共生委員会は、新たな状況のもと、地域と空港の架け橋として活動を続けていきます。

1.通常業務を推進します。

(1)円卓会議合意事項の点検
 円卓会議合意事項の実施状況の点検は共生委員会の主要業務の一つです。すでに多くの事項が実施に移され、共生の実現に向けて前進しましたが、依然として対応が十分でないものや新たに発生した問題もあります。本年度は、「今後中心となる課題」(5項目17事項)に力点を置き、継続して点検を実施します。

(2)住民相談
 依然として騒音問題を中心に多くの要望などが寄せられています。みなさんからの要望、意見、苦情を真摯に受け止め、誠意ある対応をするとともに、可能な限り、関係機関と連携し、問題の早期解決を図ります。

(3)情報公開の点検
 成田国際空港(株)が行う情報公開はホームページ、法律に基づく情報公開など、多岐にわたります。それらが住民にとって分かりやすく、有意義なものであるかどうか点検します。

(4)広報活動
 共生委員会の活動状況、空港に関する諸情報を分かりやすく正確に伝えるため、引き続き「共生委員会だより」を定期的に刊行します。またホームページを充実させ、地域住民にとって頼りがいのある情報源となるよう努めます。

2.活動を強化します。

(1)本委員会
 共生委員会の中枢機関として、地域と空港の真の共生を前進させる役割を担っていることを再認識し、円卓会議合意事項を重点的かつ効率的に点検するとともに、成田空港に関わる諸問題について幅広く活発な議論を行います。双方向対話型で問題解決を図ります。

(2)部会
 地域部会
 地域の現状や住民の意見を把握し、共生委員会の活動に反映させるため、円卓会議合意事項の具体的な点検作業をはじめ、航空機洋上脚下げ点検など必要な諸活動、地域住民・団体との交流を行います。
 情報公開のあり方(内容と方法)を検討する部会
 成田国際空港(株)の行う情報公開が地域と空港の共生に資するものになっているか、情報の質、公開の仕方などについて具体的に点検します。

(3)研修会、視察
 空港関係施設の視察、研修を充実し、必要に応じて先進事例調査も行います。 また、全国各地の空港関係者、周辺住民との交流を行い、学習の充実をめざします。

(4)連絡調整会議
 共生委員会の業務を地域とより密着した形で展開する場として、また、空港圏内市町村の実務担当者相互の交流、研修の場として活用します



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