◆10月7日、地域部会を開催し、空港会社から「平行滑走路の整備(北伸案)について」の説明を受け、質疑をおこないました。
◆11月2日、地域部会を開催し、円卓会議合意事項の点検をおこないました。点検内容は滑走路計画の4課題です(詳細別掲)。
◆11月21日、第19回連絡調整会議を開催し、第54回共生委員会で議論された内容(別掲)についての報告と意見交換をおこないました。
◆11月24日、今年度第1回目の航空機洋上脚下げ点検が実施されました。
 共生委員会地域部会は、航空機からの氷塊落下を未然に防止するため、毎年11月から3月までの間、国土交通省が蓮沼海岸でおこなう洋上脚下げ点検に立ち会っています。
 点検は14時から16時の2時間にわたっておこなわれ、結果は、点検機数50機すべてが適切でした。
◆12月2日、共生委員会は国、県、空港会社など関係者とともに、円卓会議合意事項点検の一環として環境に関する施設を中心に成田空港内外を視察しました。
第54回成田空港地域共生委員会を11月14日に開催しました。
◆議題
(1)審議事項
 円卓会議合意事項点検の新展開
 平行滑走路の整備(北伸案)に関する見解〈案〉
(2)報告事項
 円卓会議合意事項点検の総括
 『成田空港問題円卓会議合意事項点検記録集』出版記念の集い(仮称)
 平行滑走路北伸整備に伴う環境影響調査(計画書)
 騒音測定結果等の報告
(3)その他
◇議題(1)より
 平行滑走路の整備については、状況が極めて流動的であるなかで、共生委員会は、これまで地域部会を中心に検討してきた「平行滑走路の整備(北伸案)に関する見解」(抄録別掲)をとりまとめ、関係者に提示することを決めました。
 この見解に対して、国土交通省は「諸懸案として挙げられた騒音対策、発着回数、東峰区との関係については、正にそのとおりであり、ご提言いただいた内容に沿ってしっかりと取り組んでいきたい」、空港会社は「ご指摘の事項を真摯に受け止めて、地域に対する丁寧な説明を心がけ、理解を得るよう努力していく。成田空港問題の解決に向けて精一杯取り組み、地域と空港が共に栄え、支え合える地域づくり、空港づくりを目指したい」と、述べました。また、千葉県は「共生委員会の見解として支持する」と発言しました。


←戻る