◆5月23日、第17回連絡調整会議を開催し、第52回共生委員会で議論された内容(別掲)についての報告と意見交換をおこないました。
◆5月26日、地域部会を開催し、成田市空港対策部副技監を講師として迎え、「航空機騒音評価量調査」に関する勉強会を実施しました。
◆5月31日、地域振興連絡協議会(会長 堂本暁子千葉県知事)の総会が開催され、共生委員会から山本代表委員が出席し、2004年度(平成16年度)の活動状況などについて報告しました。
◆6月6日、地域部会を開催し、4000m滑走路関連、平行滑走路関連の防音林・防音堤の整備状況と移転跡地の利用状況を視察しました。
第52回成田空港地域共生委員会を5月16日に開催しました。
◆議題
(1)審議事項
  円卓会議合意事項点検の新展開と総括
(2)報告事項
 2004年度(平成16年度) 共生委員会事業報告書
 平行滑走路の2500m化に向けた諸状況
 騒音測定結果等の報告
 エコ・エアポート基本計画
 有機農業研修生の募集状況
(3)その他
◇議題(2)より
 2004年(平成16年)11月、北側国土交通大臣は初めて成田空港を視察し、空港会社に対して用地交渉をこれまで以上に誠実に、かつスピード感をもって進めてほしいと要請しました。
 国土交通省は、その後の諸状況について共生委員会に報告し、そのうえで、「空港会社と地権者との間で会談がおこなわれたことは評価できるが、目に見える成果が出ておらず、楽観できない」との見通しを述べました。
 委員からは、「これまで、成田空港問題を解決していくにあたっては国が主導権を取りながら進めてきたように思うが、今回は空港会社だけが話し合いをおこなっているように見える」との意見が出ました。
 これに対し国土交通省は、「まず当事者同士で話し合いを尽くそうという方針を空港会社も持っており、会社が前面に立って話し合いをおこなっているところである」と回答しました。
 共生委員会は、引き続きこの問題の推移を重大な関心をもって見守っていきます。


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